呼吸のしかた

今日は呼吸のお話。

普段意識せず当たり前にしている呼吸。
鼻でするか、口でするか、
同じ呼吸ならどちらも同じ。
と思ったら大間違いなんです。
鼻呼吸と口呼吸では
酸素の摂取量が全く違ってくるのです。

鼻呼吸の場合、鼻膣、副鼻膣の粘膜の壁から
酸素が摂取され、肺からの吸収も良くなります。
それに対し、口呼吸の場合は、肺に圧力がかかりにくく
浅く細い呼吸になり、全身に酸素を届けられず細胞を
酸欠状態にしてしまうのです。
さらに、口呼吸で吸引する空気から、
ウィルスや雑菌を直接取り込んでしまうことに
なります。

ポカンと開いた口は見た目もよくないのですが、
文明国で口呼吸がもっとも多いのが日本人だそうです。
特に若い人や子どもに増えている、とか。
また、さまざまな病気の原因になると言われていますし、
健康を維持するためにも意識して鼻呼吸を
心がけたいものです。

呼吸は、人間にとって生命維持活動の基本
ですからね、正しく行っていきましょう!